155zagato 調査レポート
 002 YOW MODELI 155ZAGATOキット
V6TIや前期型の155はダイキャストミニカー、プラモデル等結構あるのですが、155ZAGATOのミニカーは過去に一度、YOW MODELIさんから完成品が
販売されていただけでした。

完成度は高いのですが、なんとか自分仕様にしたい(リヤウイングを変えたい、とか)と思ってダイキャストにポリパテを持ったりしていたのですが・・・
今回、('05/07現在)YOW MODELIさんから、KITと言う形で販売がされることとなりました。
1/43の世界は、いかにして自分のイメージを表現するか、という楽しみ方があると思います。言い換えれば、いかに自分の気に入ったデフォルメを行うか?です

今回のKITは、非常に良いデフォルメでいつもなら文句の付け所が無い、と思うのですが・・・どうしても自分の車、目の前に1/1があると、普通の人が気にならないところを気にしてしまいます。
てなわけで、チョコチョコと気になるディティールをあげてみようと思います。


キットの内容はこんなかんじ。
抜きも綺麗で現代のキット、といった
感じです。
  フロントフェンダー部は155ZAGATOの最大の特徴でもあります。
非常にわかりにくいのですが、ブリスター部はヘッドライトに近づくほど地面方向へ下がります。キャラクターラインは、フロントライト下部の「ヒゲ」に重なるように落ちていくのです。
あと、ヘッドライトはGTA同様丸目4灯ではないのでチョイチョイと加工してあげましょう(内側に角型のライトパーツを、外側にちっちゃいライトパーツを入れるとか。)
  通常の155の場合、リヤクオーターパネルはプレスによる成形のため、テールライト下部に分割のモールドがあります。FRPで型抜きをしている155ZAGATOの場合ココの分割線は必要がありません。瞬着で埋めてしまっていいでしょう。
  内装は各車さまざまなので、自分の車のイメージに合わせて塗り分けたりするといいでしょう。殆どの車が後期型スポルティーバ仕様ですから、グレーに赤のパイピングでディティールアップを。
(僕の車の場合はケブラーデカールでOK)
KITはプロトタイプがベースですので、フロントのシートはショルダー部が張り出したタイプになっています。
ホイールはペパーボックス(胡椒入れ)型。ブレーキとか考えなくていいのでラクチンそうです(笑
タイヤは黒色レジンです。無理をすると割れてしまいますのでご注意を。

中央がYOW MODELI、右がSC-MODELの155GTA、左がMiniChampsの155です。こうやって比較してみるとフェンダーラインの違いがよくわかります。
このような比較が出来るのもミニカーならではですね。
全体的に彫りの深いディティールが施してありますので、厚塗りをしてもモールドが埋まるようなことはなさそうでしょう。

しかし、リヤバンパーのゴツサが際立ちますね。リヤスカートを造り込む為にバンパー部を切りはずしてシャシーに固定してみるのもいいでしょう。


そのまま造るもよし、造りこんで見るのもよし、なKITです。ドアとかボンネットとか
迂闊に切りはずしたりしないようにしないといけません。
僕の場合、資料が目の前にある以上、ドコまでもゴールが見えなくなってしまいそうです。

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