| 155zagato story 011 | |||
| 155Z GTA-Z 2 | |||
| GTA-Zのオーダーと顛末については、げっつぅさんのザガートヒストリーに記載されている内容がほぼすべてなわけですが、実際は各販売店から少数のオーダーがあった、という話も聞きました。 ZAGATO JAPANの対応、S&Sの対応等、さまざまな問題が重なり、ほとんどがキャンセルをせざろう得ない状態となったそうです。 ただ、155ZAGATOの販売においては実質一人の営業がすべての対応を行っていたとも聞きます。そのような状態では仕方がなかったのでしょう。 アルミのスキンをまとったGTA-Zは現状1台しか見つかっていないわけですが、そもそもGTA-Zとはどのような車両を指すのでしょうか? 4WDであればGTA-Zなのでしょうか? そしたら先に導入されたプロトタイプ等もGTA-Zになります。 軽量であればAを掲げても良いのでしょうか? 実際登録された155GTA-Zは決して軽くありません。 アルミスキンであればGTA-Zなのでしょうか? GTA-Zの定義については明確な資料がありません。 |
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販売カタログや、ZAGATOのリーフにはGTA-Z=アルミスキン、軽量化の記載はありません。しかしながら、ZAGATOチェントロスティーレの作品一覧には 1993 155 TI-Z 1995 155GTA-Z と明確に区別されています。しかしながら掲載されている写真はTI-Z、GTA-Zともに同じものです。 なぜ、このようなことを述べているのかというと、GTA-Zとして手配したFRPの155ZAGATOが存在するからなのです。 |
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この白い155ZAGATOは96〜97年頃、イタリアから輸入。名古屋のAという並行輸入車の扱いを得意としている業者によって販売されました。 このショップは正規代理店でも、販売協力店でもありません。このため、発注を行ったのは96年の正式発表以降、TI-Z(Q4)がカタログから消えた後でのことです。 4WDの155ZAGATOとして、すなわちGTA-Zの発注を行ったのです。 しかしながら、車両手配等の問題、本国のカロッツェリア事情等々、ベース車両の手配が不可能な状態だったことはげっつぅさんのヒストリーに書かれている通りです。 通常ではオーダーキャンセルか、T/Sの発注となるのが一般的なのですが、このようなイタリア事情に詳しい並行輸入業者ですから、以下の提案を行いました。 「本国にある開発車両を販売してほしい」とのこと折衝を開始。本国での調整車両であるこの白い155の販売を了承させることに成功しました。赤のQ4ベースの先行車両の他にももう一台、本国には155ZAGATOが存在したのです。 この車両はリペイントされたものではなく、もともと白色のQ4がベースとなっています。先に紹介したGTA-Zとは異なり、ナロー型の車両がベースとなっていますが、ZAGATOの登録年の1995と対比避した場合、ナローボディでも合点があう気もします。 ZAGATOでは良く聞く話で、1台しか存在しないRAPTORもちゃっかり販売されていたりします(バブルの時期には日本人がこの手のプロトタイプを買い付けていた話も良く聞きましたしね)。 かくして、FRPの外装ではあるものの、GTA-Zとして発注されたこの車両は日本で販売されたことになります。 しかしながら、完全な新車というわけではなく、販売契約時にはすでに2000kmの走行距離を重ねていました。 ただ、アルミスキンのGTA-Zと異なり、本国にて幾らかのエンジンチューニング、内装の張替え、ハンドルの交換、カーボン風トリムステッカー、そしてホワイトメーターパネルが装備されていたそうです。 その後、日本のオーナーによりチタン製のマフラー、スパルコのアルカンタラシート等のカスタマイズを受け、現在も北陸にて公道を走っている姿を見かけることが出来るとのことです。 |
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先に紹介したGTA-Z同様、量産型(T/S TI-Zと同等の意)のボディシェルを使用しています。このため、ブレーキ用のNACAダクトや、リヤのスカートの形状はT/S TI-Zとかわりません。ロアパフォーマンスロッドもついています。 銀や赤のQ4-Zとは異なった時期に作成された、ということだと思います。Cピラーのエンブレムも一般的な書体。軟質プラスチックの埋め込み型です。 内装は他の155TI-Z(Q4)と同様にグレーファブリック(キルティング)とハーフレザーに張り替え。フロントのシートは二脚とも交換されていたため、純正がどのような形状だったかは不明。おそらくは75周年モデルの155TI-Z(Q4)と同タイプだったのではないか? なお、先のページのGTA-Zは95年型の標準仕様をスパルコのフルバケットに交換。その後オーナーの手により94年型の純正recaroへ変更。 内装(ドアパネル・メーターパネル)等は中期型に白パネル、シフトノブ、エンジン形式から判断しても中期型の車両(167A2C)である。 |
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| この後、V6ベースのTI-Zを最後に155ZAGATOシリーズの生産にピリオドが打たれました。ZAGATOによって作成されたTI-Z、その台数は50台弱という説と、24台という説があります。 また、プロトタイプ、75周年モデル、GTA-Zを除いた、すべてのTI-ZはZAGATO社としてではなく、95年から96年の間にルカの手によって日本へ送り出された、ともいわれています。初期のランニングプロト(赤のQ4-Z、リヤスポイラー無の車両)はいまだルカが持っている、という話も聞きますが、このあたりの真実も現状ではうわさの域を出ません。 V6のZAGATOにおいては、現在げっつぅ氏の1台のみであり、この車両のみが96年ボディをベースとしています。96ボディはサイドシル部の形状が見直されており、サイドスカートの取り付けに苦労をした後がありました。 現在、アンドレアのチェントロスティーレに実車が飾ってあるという情報は聞いたことがありません。ランニングプロトは案外、日本のどこかにあったりするかもしれませんね。 |
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